子ども達が遊べる自然を守りたい。寿都の核ゴミ受入に関する調査の受入を考え直してください!

子ども達が遊べる自然を守りたい。寿都の核ゴミ受入に関する調査の受入を考え直してください!

開始日
2020年8月19日
署名の宛先
寿都町長  片岡 春雄 様(寿都町長)
現在の賛同数:21,809次の目標:25,000
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この署名で変えたいこと

署名の発信者 佐藤 ふたみ

私は北海道の道南、黒松内町で子どもの自然体験活動をしています。

ここ周辺の豊かな自然が大好きで、10年程前から住み始めました。

今年の8月、隣町の寿都町が原発の使用済み核燃料から出るいわゆる「核のごみ」の最終処分場選定のための「文献調査」への応募を検討していることを表明しました。

報道によりますと「文献調査」を受入するだけで、最大20億円の交付金が町に支払われるとのことです。

「核のゴミ」は製造直後に人が近づけば20秒で人が死ぬと言われています。

安全なレベルになるまでには10万年かかると言われており、日本では地下300m以上深い地層で処分することになっていますが、その安全性には大きな疑問が残っています。

この寿都、黒松内周辺には活断層が走っていることが広く知られており、近い将来に大きな地震が起きることが予想されています。

そんな危険な場所に埋めたてて、地震でも起きれば大変なことになるのは目に見えています。

「文献調査」の結果次第では、撤回することも可能だと言われていますが、

処分地が見つからず「核のゴミ」が増え続けている現状で、20億円ものお金を受け取った自治体を簡単に諦めるはずがないと思います。

そんな甘い話は絶対にあり得ないと思います。

また、驚くことに

この件は経済活動に関わるごく一部の寿都町の住民にだけ説明会が行われただけで

一般の住民向けの説明会や周辺市町村への説明会なども一切行われておらず

来週の26日の非公開の説明会によって、大まかな方向性を決めてしまうと伝えられています。

本当に「核のゴミ」の受入が進めば、寿都町以外の場所にも影響が出るのは目に見えているため、近隣市町村や漁協関係者からは反対の声が上がっています。

寿都町は美しい海が広がる町です。

漁業が盛んで、美味しい海産物がたくさんあります。

夏場には海水浴を楽しむことも出来ます。

私も子ども達を連れて、寿都の海で何度となく活動をさせて頂きました。

寿都の海は生き物が多様なので、生き物探しをすると子ども達は長い時間、夢中になります。子どもだけでなく大人もです。

本当に素敵な海です。

また、寿都町は強い海風を利用した風力発電に力を入れてきた町でもあります。

せっかくの寿都の良いイメージを台無しにしてほしくないですし

これからも、子ども達が安全に遊べる場所であり続けてほしいと思っています。

過疎が進み、漁業の勢いも昔ほどではなくなってきたことなどから、

地域のために20億円を使いたいというお気持ちは大変素晴らしいと思いますが

寿都周辺の自然には20億円には替えられない、それ以上の価値があると思います。

「核のゴミ」受入による風評被害、そして実被害が起きてしまえば、本当に取り返しのつかないことになります。

目先のお金や経済的な発展だけでなく

みんなが地元に誇りを持って暮らしていける

安心して暮らしていける

素晴らしい自然と共生していける

そんな場所であり続けて欲しいです。

寿都町民ではない自分が声を挙げることで、地元に混乱をきたすのもどうかと迷っていましたが、

今、反対の声を挙げなければ、ないことにされてしまうと思い、紙での署名集めとともに、ネットでの署名集めも始めることにしました。

特定の誰かを批判したり、傷付けたりしたいわけではありません。

ただ、ここ周辺の自然を大切に思う人達がいるということに気づいてもらえればと思っています。

皆様のお力もぜひお貸し頂けたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

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現在の賛同数:21,809次の目標:25,000
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意思決定者(宛先)

  • 寿都町長  片岡 春雄 様寿都町長