国民民主党結党2年 党勢上向かず 道筋描けない野党勢力結集
毎日新聞
2020/5/7 21:44(最終更新 5/7 21:45)
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国民民主党は7日、希望の党と民進党の合流による結党から2年を迎えた。玉木雄一郎代表は「対決より解決」を掲げ、政府への政策提案に力を注ぐが、党勢は上向いていない。立憲民主党との合流協議は1月に事実上の破談となり、党が目指す野党勢力の結集に向けた道筋も描けないままだ。
「我が党の発信が議論の軸になっている。党是に合致した活動ができている」。玉木氏は7日の記者会見で、新型コロナウイルス対策を巡る党の取り組みを誇ってみせた。政府が取り入れた「全国民への10万円給付」や家賃支援策をいち早く打ち出しており、「提案路線」で党の存在感を高めたい考えだ。
ただ、提案路線が党勢拡大に結びついているとは言いがたい。毎日新聞と社会調査研究センターが6日に実施した全国世論調査によると、国民民主の政党支持率は2%と、依然低迷が続いている。
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