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ウィリアム・バー司法長官:「投票機械の押収は行わない」「ハンター・バイデンへの捜査に特別捜査官を任命することは適切ではない」と記者会見で語る——しかしロシアゲート疑惑はFBIがトランプ政権を転覆させようとする試みであったことはWSJ紙の取材に認める

ウィリアム・バー司法長官:「投票機械の押収は行わない」「バイデン一家への捜査に特別捜査官を任命することは適切ではない」と記者会見で語る——しかしロシアゲート疑惑はFBIがトランプ政権を転覆させようとする試みであったことは認める

12月21日に記者会見を行うバー司法長官(Screenshot via FOX News)

12月23日の辞任を目前に控えた21日(月曜)、ウィリアム・バー司法長官は記者会見を開き、彼の在職中に投票機械の押収は行わないこと、そしてハンター・バイデンを捜査するために特別捜査官を任命することは「適切ではない」と語った。

 

投票機械の押収は行わないと語っている時の記者会見の動画:

【訳(一部)】現時点では、連邦政府が機械を押収することにはNo(否)という回答だ。

 

そして、「次期大統領」ジョー・バイデンの息子が、大規模な政界汚職疑惑の渦中にあることについて、バー司法長官は彼が辞任する前にハンター・バイデンを捜査するための特別検察官を任命することはないと明らかにした。

 

この発言を行っている時の記者会見の動画:

【訳(一部)】捜査が行われているということについて、司法省内部で、現在、この捜査は責任を持ってそしてプロフェッショナルに対処されていると私は考えている。そして現時点までに、私は特別捜査官を任命する理由を見かけていないし、私が退く前にそうする計画もない。

 

一方、先週、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙のコラムニスト、キンバーリー・ストラッセル氏と行ったインタビューで、バー司法長官は、オバマ政権時代のFBIがトランプ選挙陣営に対して行った対スパイ捜査について最新情報を提供し、少数グループの人々が、トランプ政権を転覆しようとする試みに関与していたと認めた。

 

このインタビューについて、WSJ紙のストラッセル氏は次のように記している

彼(バー司法長官)は、彼がそもそもなぜこの仕事(司法長官の職)に就くことにしたのかを私に語った:「司法省は、少数グループの人たちによって、政治的な武器として利用されていた」。彼らは、ロシアとの共謀が行われたと主張することで、「政権を転覆」させようと試みた、と彼は語った。「誰かが、司法省の権力が濫用されるのを確実に止めなければならず、起きてしまった出来事への説明責任を確実にしなければいけない」。バー氏は、真空状態だった政治的な監視体制(の穴)を埋め、規範を復活させ、そして(民主・共和の)両側における党派色のあらわな批判に抵抗するプロセスにおいて大きく成功した。

 

バー氏は、「正義には一つの基準(しかない)」ということを確実にさせるという包括的な目標について説明した。これこそが、FBIが行った2016年の「クロスファイヤー・ハリケーン捜査」を調査させるために、彼がジョン・ダーラム連邦検事を任命した理由だと語った。「もちろん、ロシアは(アメリカの)選挙に悪いことをやった。しかし、これがトランプ選挙陣営と共謀して行われたという考え——それについては一切の証拠がなかった。これは完全にでっち上げられていた」と彼は語った。世界的に一流の法執行機関が、いかにして大統領選挙陣営を標的にし、スパイ活動を行うに至ったのか、この国は知る権利がある。

 

バー氏は、ダーラム氏を任命することは避けることもできたと語った。もしモラー(特別捜査官)による捜査が、FBIの違法行為を明らかにすることができていれば。しかし逆に、「モラーのチームは、システム(編集部:司法省の官僚組織)が提供することを盲目的に受け入れる体制が整っていたように見える・・・これはまさしく、司法省があってはならない姿だ」とバー氏は語った。

(太字強調は編集部。)

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