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国民、立憲・社民との衆院会派離脱 「波風立てたくない時期に…」立憲は不快感

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 国民民主党は23日、立憲民主、社民両党と組む衆院統一会派から離脱することを決めた。22日の党内協議で代表一任を取り付けていた玉木雄一郎代表が、「国民民主カラー」を発揮するには単独会派が望ましいと判断した。国民民主が政権への提案路線を強めて「第三極」化するとの見方もあり、立憲は野党共闘への影響を懸念する。

 「別会派だとユニークさ(独自性)を出していける。経済と憲法は、与党を上回る案を提示したい」。玉木氏は23日、国会内で記者団に離脱の理由を説明した。これに先立ち、玉木氏は立憲の枝野幸男代表に電話、連合の神津里季生会長に対面で離脱を伝達。それぞれから「再考してほしい」などと慰留をされたが、玉木氏は「可能な限り、野党間で連携をしていきたい」と理解を求めた。

 国民会派は党所属の7人に、保守系無所属の中山成彬氏ら3人を加えた10人となる。臨時国会召集は週明けの26日で、本会議場の議席変更などは物理的に間に合わない。自民党と立憲は23日に国対委員長会談を急きょ開き、議席や所属委員会の変更を26日の菅義偉首相の所信表明演説の後に行うことを申し合わせるなど対応に追われた。

 国民が会派離脱に踏み切った背景には、立憲との合流協議の際にも表面化…

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