おしゃべりはやめて

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おしゃべりはやめて(A Little Less Conversation)はアメリカ合衆国エルヴィス・プレスリーの楽曲。

解説[編集]

オリジナル版[編集]

1968年3月7日ロサンゼルスのウェスタン・レコーダーズで映画「バギー万才」の挿入歌として録音。同年9月にシングルリリースされ全米69位を記録。映画の中ではプールサイド・パーティのシーンでエレン(セレスト・ヤナル)のために歌っている。

シングルバージョンはテイク16が採用されたが、1970年11月にCAMDENから発売された廉価版アルバム「オールモスト・イン・ラヴ(Almost In Love)」にはテイク10が収録されている。

「メモリーズ~'68カムバック・スペシャル」「68カムバック・スペシャル・ボックス 40周年記念エディション」などに収録されていたバージョンは後の調査で、68カムバックセッションで再録音されたものではなく「バギー万才」セッションで録音された別テイクであったことが判明した。

リミックス版[編集]

このバージョンを元にジャンキーXLがリミックスした「ア・リトルレス・カンヴァセーション(A Little Less Conversation JXL Remix)」が2002年にシングルリリースされ全米26位。イギリス、メキシコ、アイルランド、ノルウェー、オーストラリア、オランダなど24カ国のチャートで1位を獲得し、日本でも30位まで上昇した。これによりエルヴィスはビートルズを抜いて、イギリスで最もチャート1位を獲得したアーティストとなった(総計18作品)。また、この曲はナイキの2002年FIFAワールド・カップのTVコマーシャルにも起用され、以後さまざまなCMや映画などで使用されている。

このリミックス・バージョンは3分30秒のラジオ・エディット、6:09秒のエクステンデッド・リミックス、6:22秒のJXLアルバム・バージョンの3種類がある。

収録アルバム[編集]

オリジナル・バージョン

  • コマンド・パフォーマンス ジ・エッセンシャル60'sマスターズ2 - Command Performances: The Essential 60's Masters II(1995年)
  • バギー万歳、殺し屋の烙印、トラブル・ウィズ・ガールズ&チェンジ・オブ・ハビット - Live a Little, Love a Little/Charro!/The Trouble With Girls/Change of Habit(1995年)
  • オリジナル・サウンドトラック オーシャンズ11 - Ocean's Eleven(2002年)
  • エルヴィス・アット・ザ・ムーヴィーズ - Elvis at the Movies(2007年)

オルタネイトテイク10

  • Almost In Love(1970年)
  • バギー万歳、殺し屋の烙印、トラブル・ウィズ・ガールズ&チェンジ・オブ・ハビット - Live a Little, Love a Little/Charro!/The Trouble With Girls/Change of Habit(1995年)

68カムバック・スペシャル・バージョン

  • メモリーズ~'68カムバック・スペシャル - Memories: The'68 Comeback Special(1998年)
  • 68カムバック・スペシャル・ボックス 40周年記念エディション - The Complete'68 Comeback Special: 40th Anniversary Edition(2008年)

JXL Radio edit

  • ELV1S~30ナンバー・ワン・ヒッツ - Elvis 30 No.1 Hits(2002年)
  • エルヴィス・バイ・ザ・プレスリーズ~オリジナル・サウンドトラック - Elvis By the Presleys(2006年)
  • VIVA エルヴィス(日本版ボーナストラック) - VIVA ELVIS(2010年)

JXL Extended remix シングル ア・リトル・レス・カンヴァセーション - a little less conversation(2002年)

JXLアルバム・バージョン ラジオJXL~ア・ブロードキャスト・フロム・ザ・コンピューター・ヘル・キャビン - Radio JXL: A Broadcast from the Computer Hell Cabin(2003年)

  • 2枚組と1枚組の物があるが、1枚組の方には未収録。

脚注[編集]