ジリジリと焼けつくような日差しが降り続く毎日。30℃近くにもなると外に出るだけでも汗だくになります。こんな日には水分補給が必須ですが、お水やお茶ではなくリフレッシュできるような爽やかな飲み物が欲しくなります。

レモンイエローの爽やかな見た目と甘酸っぱさがおいしいレモネードでさっぱりと気分転換してみるのはいかがですか？
レモネードはレモンを砂糖やはちみつで漬けて作ったシロップに水を加えた飲み物で、自宅でも簡単にレモネードを作ることができます。アメリカでは子どもたちがお小遣いを稼ぐために夏休みに自宅で作ったレモネードを販売する「レモネードスタンド」がよく見かけられます。

甘酸っぱく爽やかなおいしさが魅力のレモネードは、アメリカ発祥かと思いきや、エジプトが発祥の地といわれています。
エジプトは国土の大半が砂漠気候で、冬期は14℃前後と温暖な気候です。しかし、夏期は地域差がありますが30℃～40℃近くまで気温が上がり大変暑い地域です。そんなエジプトで誕生したレモネードは、11世紀にエジプトで暮らしていたペルシャ人が作ったとか。12世紀までには売り物として販売されるようになり、1853年(嘉永6年)にペリーが来航した際に日本にやってきたといわれています(※諸説あり)。現存している商業用のソフトドリンクの中で最も歴史のあるレモネード、混ぜる材料は違えど世界中で愛されている飲み物であることが分かります。

わざわざレモンをカットして漬け込むのが面倒という時は、レモンピューレやレモンマーマレード、ジャムを使えばもっと手軽で簡単に作れます。グラスにレモンピューレとはちみつを大さじ2杯入れ、冷たい水を注ぐだけととっても簡単にレモネードが出来上がります！より爽やかでスカッとしたい時には、炭酸水で割ってレモンスカッシュにするのがおすすめ！

暑い夏は見た目も爽やかなレモネードでリフレッシュしてみましょう！