1月17日、広島高裁が下した決定は、阿蘇山噴火の影響だけでなく、原発近くに活断層がある可能性も踏まえた、極めてまっとうなもの。「想定外」の地震により多くの犠牲者を出した阪神大震災から25年目のこの日、社会に向けて司法の良心が打ち鳴らした大きな警鐘でもあります。
四国電力に宛てたこのネット署名キャンペーンに賛同して下さった皆さまの思いもまさにこの仮処分決定に重なるものでしょう。
「南海トラフ巨大地震警戒情報が出ても原発を止めない」という方針といい、先日の制御棒引き抜き事故といい、とても「核」を扱っているという重大な責任を認識しているとは思えないものです。
「脱原発アクションin香川」は近く四国の他団体とともに、四国電力に対して、制御棒引き抜き事故への対応への抗議文を提出することになりました。その際に、今回のキャンペーンの21,000余名の皆さまの賛同署名も併せて提出したいと思います(紙ベースの署名についても後日提出致します)。あともう一息、どうぞ賛同の輪を広げて頂けますようお願い申し上げます。