「【緊急署名!】北の大地を核のゴミから守りたい!〜幌延の研究、約束通り20年で終わらせて!〜」キャンペーンにご賛同・ご協力くださった皆さん、ありがとうございます。
お陰様で、短期間にもかかわらず、5日午後までに400名を超える方のご賛同をいただき、北海道の環境・エネルギー室に、無事意見を提出しました。
この署名は、知事への提出まで、更に継続していきます。
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北海道の有志の集まりである私たちは、このキャンペーンで、まず足元のふるさとの大地を守ることを目的として掲げました。
けれどこれは決して、北海道だけの問題ではありません。
幌延に深地層研究センターが作られる前に幌延町・北海道・核燃料サイクル開発機構(現 日本原子力研究開発機構)の3者の間で結ばれた協定と、その前提となった「研究期間20年程度」とする当初計画は、ワンセットのものです。
それらは「限られた研究期間の後、施設を解体して埋め戻す」という、核廃棄物関連施設に反対し続ける北海道民に対する、重い意味のある約束をなしていました。
期限を示さぬ延長計画案によってこの約束をなし崩しに破るのは、詐欺にも等しい裏切りです。
そして、こうした不誠実な「深地層研究」の進め方は、高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定に向けた動きとセットになっています。
4つのプレートがぶつかり合うここ日本で、地層処分は本当に可能なのか?
百歩譲って可能性があるのだとしても、周辺住民の意志を軽んじる不誠実な形で研究がダラダラと引き延ばされ、処分地選定に向けて過疎地に圧力がかけられるような状況で、「信頼性ある処分」など行えるのか?
そのようにして拙速にことが進められた末に、不用意に埋め捨てられた核のゴミのなす禍は、果たして周辺地域だけに収まるのか?
東電福島第一原発の事故は、核災害に県境も国境も無いことを、私たちに既に教えています。
今幌延で起こっていることは、日本のどこでも行われてはいけないことだと、私たちは考えます。
引き続き、このキャンペーンへのご支援・ご協力をお願いいたします。
核のゴミの埋め捨て反対!有志一同